私は昔からお酒が好きで、週末になるとつい飲みすぎてしまうことがあります。
若い頃はそれほど気にならなかったのですが、40代を過ぎた頃から「翌日の体のニオイ」が妙に気になるようになりました。
寝起きの口臭や汗の臭いが強くなったように感じ、枕やシャツに残るニオイが以前よりもはっきりしてきたのです。
調べてみると、どうやらアルコールと加齢臭には深い関係があるようです。特に「肝機能の低下」が加齢臭を悪化させる原因のひとつだと分かり、納得しました。
この記事では、私の体験を交えながら「アルコールと加齢臭の関係」「肝機能とニオイの科学」についてお話ししたいと思います。
加齢臭とは?まずは基本からおさらい
加齢臭の原因は「ノネナール」という物質です。40代以降になると皮脂腺から分泌される脂肪酸が増え、さらに体内の酸化ストレスが強まることで、このノネナールが発生します。
独特の青臭さと脂っぽさを混ぜたような臭いが特徴で、枕やシャツの襟元に残りやすいのが厄介な点です。
私も40代半ばで、自分の加齢臭に気づきました。特にお酒を飲んだ翌日は、普段より臭いがきつい気がして「これってアルコールが関係しているのでは?」と感じたのです。
アルコールが加齢臭を強める理由
お酒を飲むと一時的にリラックスできますが、その後の体臭に大きな影響を与えます。私が調べて分かったのは、以下の3つのメカニズムです。
1. アセトアルデヒドが体に残る
アルコールは肝臓で分解されると「アセトアルデヒド」という物質になります。これは強い毒性と刺激臭を持っており、本来なら肝臓の働きでさらに分解されて無害になります。
しかし、肝機能が低下していると分解が追いつかず、アセトアルデヒドが体に残りやすくなります。その結果、呼気や汗から刺激臭として排出され、加齢臭と混ざって独特の不快な臭いを作り出すのです。
2. 肝臓の解毒作用が追いつかない
肝臓はアルコールだけでなく、体内の老廃物や毒素を処理する重要な器官です。飲酒が続くと肝臓に負担がかかり、解毒作用が低下します。老廃物が処理されずに体内に滞ると、血液を通して全身に運ばれ、皮膚からニオイとなって出てきます。
つまり、飲酒習慣によって肝機能が低下すると、加齢臭の原因物質も処理されにくくなり、臭いが悪化しやすいのです。
3. 活性酸素の増加による皮脂の酸化
アルコールを分解するとき、体内では大量の活性酸素が発生します。この活性酸素は皮脂を酸化させ、ノネナールを作り出す要因となります。つまり、お酒を飲むことで加齢臭を作りやすい環境を自ら整えてしまっているのです。
私が実感した「お酒とニオイ」の関係
お恥ずかしい話ですが、私は30代後半から晩酌が習慣化していました。仕事終わりにビールやハイボールを飲むのが楽しみだったのです。
ただ、40代に入ってから、飲みすぎた翌日は枕カバーやTシャツに嫌な臭いが残るようになり、家族から「昨日飲んだでしょ」とすぐに気づかれるようになりました。
最初は「ただの二日酔い臭かな」と思っていましたが、調べていくうちに加齢臭と深く関係していることが分かり、愕然としました。
アルコールによる加齢臭を和らげるためにできること
「じゃあ禁酒しかないのか」と言われると、それが一番の解決策ではあると思います。ただ、私も含めてお酒を完全にやめるのは難しい方が多いはず。そこで、現実的に取り入れられる対策をまとめてみます。
1. 飲酒量を控える
当たり前ですが、まずは飲みすぎないこと。私は「週に2日は休肝日を作る」「飲む量をビール350mlまでにする」といったルールを自分に課すようにしました。これだけでも翌日の体臭の強さが違います。
2. 肝機能をサポートする食生活
肝臓の働きを助ける食材として知られているのが、しじみ、ウコン、緑黄色野菜、ビタミンB群などです。特に抗酸化作用のある食材は、加齢臭対策としても有効です。私も意識して食生活に取り入れるようにしました。
3. 体の内側からの消臭サポート

飲酒による体臭対策は、外側のケアだけでは不十分だと感じています。肝臓の負担を減らしながら、体の内側から臭いを抑えることが大切です。そこで私が試したのが**消臭サプリ「shunax(シューナックス)」**です。
このサプリには、体内で発生する臭いの原因物質に働きかける成分が配合されています。お酒を飲んだ翌日でも、呼気や体臭の不快感が和らぐのを実感できました。特に飲み会やイベントが多い時期には欠かせない存在になっています。
まとめ|お酒好きこそ加齢臭ケアを
アルコールはリラックスやコミュニケーションを楽しくしてくれますが、その一方で加齢臭を強める要因にもなります。肝機能の低下、アセトアルデヒドの残留、活性酸素の増加――これらが重なることで、年齢とともに臭いは悪化してしまうのです。
私も「お酒が好きだから仕方ない」と諦めかけましたが、飲み方を工夫したり、食生活を見直したり、さらに消臭サプリshunaxを取り入れることで、以前より臭いの悩みを軽減できました。
お酒を完全にやめる必要はありません。ただし、自分や周囲が不快にならないように、できることから対策を始めること。それが「お酒好きな大人」に求められるエチケットだと、私は思います。