「自分は臭ってない」と思っていませんか?
正直に言うと、私も昔は「自分はまだ大丈夫」と思っていました。けれど40代に入り、家族から「なんとなく変なにおいがする」と言われた瞬間、急に気になり始めたのです。
加齢臭は自分では気づきにくく、知らないうちに周囲に不快感を与えていることがあります。実際に「自分の加齢臭を確認したい」と思っても、方法がわからない人は多いのではないでしょうか。
そこで今回は、セルフチェックの方法と、より正確に調べられる検査法についてまとめました。
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ぜ加齢臭は自分で気づきにくいのか?
加齢臭の主な原因は「ノネナール」という物質です。これは皮脂が酸化して生まれる成分で、独特の油っぽい青臭さがあります。
しかし私たちの嗅覚は慣れやすいため、日常的に発生している自分のにおいには鈍感になってしまいます。
一方で、周囲の人はそのにおいを敏感に感じ取ります。これが「自分では平気なのに、他人から指摘される」という現象の正体です。
自分の加齢臭をセルフチェックする方法
1. 衣類のにおいを嗅ぐ
一日の終わりに、着ていたシャツや下着の襟元・脇部分を嗅いでみます。特に背中・首まわり・耳の後ろの皮脂がつきやすい部分は、加齢臭が残りやすいです。
油っぽいにおい、古い雑巾のような臭いを感じたら注意が必要です。
2. 枕カバーを確認する
枕は頭皮や首の皮脂に直接触れるため、加齢臭が染みつきやすい場所です。洗濯前の枕カバーを嗅ぐと、自分のにおいが客観的にわかりやすいです。
3. 家族に聞いてみる
勇気がいりますが、最も確実なセルフチェック方法です。特に毎日一緒にいる家族は、変化に敏感です。「正直に教えてほしい」とお願いすれば、率直な意見がもらえるはずです。
4. 自分の体調を振り返る
脂っこい食事やストレス、運動不足は皮脂分泌や酸化を促進し、加齢臭を悪化させます。最近そうした生活が続いているなら、においも強まっている可能性があります。
セルフチェックの限界とリスク
セルフチェックは気軽にできますが、どうしても主観的になりがちです。嗅覚は慣れてしまうため、「臭わない」と思っていても実際には周囲に不快感を与えていることもあります。
また、家族や友人に確認してもらうのも限界があります。身近すぎる関係だと遠慮して本音を言ってくれない場合もあるのです。
そこで活用したいのが、科学的に体臭を測定できる検査キットです。
科学的に測れる「体臭・ワキガ評価キットodorate(オドレート)」
私が実際に使ってみて「これは便利だ」と思ったのが、体臭測定キット「odorate(オドレート)」です。

体臭・ワキガ評価キットodorateの特徴
専用のガーゼで汗を拭き取り、郵送するだけ。わざわざ病院に行く必要がありません。
ノネナール(加齢臭の原因)だけでなく、汗臭・ミドル脂臭なども解析。自分の体臭タイプが客観的にわかります。
検査は研究機関で行われるため、結果の信頼性が高いです。数値化されて届くので、自分の状態を把握しやすいのも魅力です。
検査結果に基づき、生活習慣やケア方法のアドバイスがもらえるので、ただ数値を知るだけで終わりません。
私はこのキットを使って、自分の加齢臭レベルを数値で確認しました。「やっぱり少し強めだったんだ」と納得できたことで、対策を本気で始めるきっかけになったのです。
加齢臭を確認した後の対策ポイント
検査で「加齢臭がある」とわかっても、落ち込む必要はありません。むしろ現状を知ることで、具体的な対策を取れるようになります。
入浴で皮脂をしっかり落とす
特に首・耳の後ろ・背中は念入りに。加齢臭専用のボディウォッシュを取り入れると効果的です。
衣類はこまめに洗濯する
皮脂が残ったシャツを繰り返し着ると、臭いが繊維にこびりつきます。
食生活の改善
野菜や魚を増やし、脂っこい食事を減らすことで、体の中から臭いを軽減できます。
生活習慣を整える
運動不足や睡眠不足は皮脂の酸化を進めます。規則正しい生活を心がけましょう。
まとめ|「自分の加齢臭」を数値で把握しよう
加齢臭は自分では気づきにくく、セルフチェックだけでは限界がある
枕や衣類のにおい、家族の意見からある程度確認できる
より正確に知るには、体臭検査キット「odorate」が有効
結果を把握することで、的確な対策が可能になる
「自分は大丈夫」と思っている人ほど、周囲を不快にさせているケースがあります。
まずは一度、自分の加齢臭を客観的に確認してみませんか?